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写真や画像をNFT化して売る方法とは?手順とおすすめのマーケットプレイスを紹介
2022/06/20

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NFTマーケット

あなたのスマホやPCに保存している写真はどれくらいありますか?もし、その写真を販売できるとしたら売りたいですか?

NFTは、非代替え性トークンであるため、ブロックチェーン上で唯一無二の状態として、保存することができます。つまり写真や画像もNFTにすることができます。

この記事では、写真や画像をNFT化して販売する方法を伝えていくとともに、写真販売に特化したマーケットプレイスも紹介していきます。

趣味である写真撮影がNFTとして、世界の誰かに販売できます。

NFTとして売ることができるもの

NFTで販売されている作品はドット画などが有名ですが、実はそれだけではありません。ブロックチェーンの技術によって、どんなものでもNFT化することはできます。

ここでは、NFTとしてマーケットプレイスではどんなものが売られているかを解説していきます。

写真/画像

NFTマーケットでは、写真や画像も出品、販売することができます。スマホやデジカメで撮った写真は当然、出品できます。その他でも、自分で描いたアートを写真にしてNFTとして出品もできますし、書道作品なども写真として出品は可能です。

現在のWEB上では、JPG写真はコピペし放題ですが、自身の写真をNFT化すれば撮影した証拠は残せます。良い写真や画像なら、どんどん出品していきたいですね。

イラスト

NFTマーケットで一番売れているのが、イラストです。特にドット画で構成されているイラストはSNSアイコンとも相性がよいため、非常に人気があります。

その他ではカワイイ女の子の絵や擬人化された動物キャラクターのシリーズなどがよく売買される傾向にあります。

動画

動画もNFTとして販売できます。

NFTが話題になったのも、NBAがコロナ禍でお客さんを入場させずに苦心しているときに、NFTトレーディングカードを販売させたのがきっかけです。NBA Top Shotもスーパープレイを動画にして売り出しました。ご自身の持っている面白動画やリールなども売れる可能性があります。

対応ファイルフォーマットはMP4、WEBMになります。ただし動画は容量が大きいため、データサイズは最大100MBです。容量が小さいほうが推奨されています。

販売されている動画NFTも10秒程度のものが多く、何個かの動画に分けて販売されています。容量は気にしながら、販売した方がよいでしょう。¥

映画

映画もNFTにしていく動きもあります。

2021年のアカデミー賞で主演男優賞を獲得したアンソニー・ホプキンスの主演映画「ZERO CONTACT」が、NFT映画化として入札を開始しています。

「ZERO CONTACT」は、アンソニー・ホプキンス演じるフィンリー・ハートが仕掛けた、世界を滅亡させるプログラムの解除に挑む5人を描いたSFスリラー映画です。

この映画は、専用のNFTマーケットプレイス「Vuele」にて9月24日からチケットの入札も開始されており、映画に登場できる「プラチナチケット」、特典映像付きの「ゴールデンチケット」など複数のチケットが提供されています。

映画をNFT化すれば話題性はありますし、購入した方も映画に登場できるとなれば、希少性も増します。もしかしたら、今後の映画配信はNFTマーケットプレイスでの販売が主流になっていくかもしれませんね。

音楽

音楽をNFTにして話題になったアーティストもいます。

海外では、Linkin Park、SNOOP DOGG、ダラス交響楽団、韓国のガールズユニットGFRIENDなどが挙げられます。好きなアーティストならば、NFTでも購入、独占したいというファン心理も利用しています。

日本でも小室哲也、東京女子流、SEAMO、LOUDNESSも楽曲をNFT化していますが、一番話題となったのが坂本龍一です。坂本龍一の代表曲と言えば「Merry Christmas Mr. Lawrence(戦場のメリークリスマス)」ですが、その音源の右手のメロディー595音を1音ずつデジタル上分割してNFT化しました。

この録音は2021年7月30日にBunkamura Studioで坂本龍一自らが演奏した2021年ただひとつの「Merry Christmas Mr. Lawrence – 2021」のレコーディングです。

注目された点は、96小節からなる595音のNFTに、それぞれの音が位置する小節の楽譜画像もついていることです。さらに595音の直筆楽譜が手に入る権利NFTのオークションも開催しました。

音楽NFTは音源だけではない付加価値をつけ、さまざまな商品を紐づけて販売できるのが特徴のひとつです。

ツイート

すべてのツイートが売れるとはいえませんが、一番最初のツイートをNFTにしたら約290万ドル(約3億6600万円)で落札されています。米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)の初ツイートをNFTにしたのです。

高額な値が付いた要因は、最初にツイートされた点に付加価値がついたのです。

NFTは定番的なドット画が売れますが、ツイートなど予想外の作品が想像以上の値段で売れることもあります。アイデア次第でなんでも作品になりえる一例でしょう。

ゲーム内のアイテム土地など

ブロックチェーンゲームのアイテムや土地(LAND)なども販売することができます。有名なところで「Sandbox」のLANDはゲーム内に限定的にある土地であるため、高額な取引がされています。

そのほかには、Crypto Spellsはブロックチェーン技術を利用し、すべてのカードがNFT化されています。カード自体に価値があるため、ゲームが終了しても資産価値は無くなることはありません。必要なくなれば、ゲーム内で欲しい人に売却できることもNFTの利便性の一つです。

写真や画像を売る手順

それでは、NFTとして写真や画像を売る手順も紹介していきます。どんな写真を販売するかの戦略や方向性は、ご自身で決めていけば問題ありません。ビジョンが定まったら、下記の方法で販売していきましょう。

出品するマーケットプレイスを選ぶ

まずは自分の作品に合ったマーケットプレイスを選んでいきます。どういう写真を売っていくかにもよりますが、王道はOpenseaでの出品です。なぜなら、NFTマーケットとしてのユーザー数も最も多く、認知度も高いためです。

ただ普通の写真というより、幾何学的な写真や複数の写真を組み合わせて構成している作品が人気傾向にあります。その他では90年代の白黒写真や世界の珍しい風景なども価値が高まり、売れています。

そのようなマーケットで自分の作品が売れると感じているであれば、ターゲットを決めて出品していきましょう。

MetaMaskなどのウォレットと仮想通貨を用意する

NFT作品を出品するためには、初期費用としてガス代が必要となります。そのために仮想通貨を準備してください。まずは日本国内の仮想通貨取引所を開設して、日本円を暗号資産に交換します。

おすすめはCoincheckbitFlyerです。メジャーな取引所で送金方法も行いやすい点がおすすめです。NFTマーケットによって用意する仮想通貨が異なりますが、原則的にはETHを購入します。

ETHを購入したら、その資産をMetaMaskに送金してください。MetaMaskは、PCやスマホ上にあるお財布(ウォレット)です。NFTマーケットにもよりますが、仮想通貨取引所からMetaMaskへは、直接資産は送金できません。

まずはETHをMetaMaskのアドレスに送金してください。

写真や画像をアップロードする

OpenSeaのトップページから「作成(Create)」を選択し、制作したNFTをアップロードしていきます。

MetaMaskと連結し、「Create new item」のページに移動したら、自身の作品情報を入力します。

作品名・外部リンク・取引通貨などの項目を記入して、一番下にある「Create」をクリックすれば、NFTの作成は完了です。

次に画面右上のアイコンから「My Profile」をクリックしましょう。保有しているNFTの一覧が表示されたら、出品したいNFTをクリックし、「売る」を選択してください。

「Set Price」(決められた価格で販売)か「Highest Bid」(期間を設定してオークション販売)はご自身で選択してください。

写真や画像に特化したおすすめのマーケットプレイス

写真や画像を販売する手順が理解できたと思います。では、どのマーケットで販売していくのが良いのか、写真や画像を販売するのに特化したマーケットプレイスを解説していきます。

OpenSea

とにかくNFTを販売するのであれば、OpenSeaは外せません。利用しているユーザーは世界一で取引量が多いためです。それだけ、世界のユーザーに見てもらい、購入してもらえるチャンスはあります。

OpenSeaはアカウント設定を行えば、その後は自由に出品できます。OpenSeaに審査を受ける必要もありません。ご自身でシリーズ化してどんどん出品していきましょう。

Rarible

Raribleは、2020年初頭にAlex Salnikov氏とAlexei Falin氏によって設立されたNFTマーケットです。アート作品が中心に取り扱われています。

基本的にはETHネットワークを利用しますが、それ以外にもTezzosやFlow、Polygonネットワークでも販売はできます。

またRaribleは独自トークンである「RARI」を発行しています。Raribleで取引する人は、手数料としても利用できます。以前は「RARI」を無料で配布していましたが、現在はCoinbase、Kraken、Uniswapなどの海外の取引所でスワップ(換金)しないと利用できないため、初期段階の手間はあります。

Raribleでは、「Lazy minting」という機能があります。クリエーターがNFTを販売するとき、ガス代を購入者に負担できるようにした仕組みです。販売手数料は2.5%になっているため、販売されたときの利益率は増えます。

マーケットもOpenSeaに遜色ないほど充実しているRaribleです。写真も現代アートに特化した作品がズラリと出品されています。自分の画風とマッチするのであれば、マーケットへの将来性も含め、Raribleでの出品も検討してみてはいかがでしょうか。

Coincheck NFT(β版)

Coincheck NFTは日本の暗号通貨取引所であるCoincheckがNFTを販売しています。アート作品よりは、「Sand Box」というゲームや「SORARE」というサッカーゲームで使用するトレーディングカードを販売していることで有名です。

決済方法は、コインチェックで取り扱っている暗号資産で決済することが可能で、ビットコインやリップル、リスク、ネム、そしてETHなど15銘柄が使用できます。

それ以外はアイドルのトレーディングカードも販売しています。

出品手数料は無料ですが、個人アーティストの作品は出品できません。現在はCoincheck NFTで販売されているNFTを売買するだけのサービスです。

事業主や法人である方は出品が可能です。下記よりCoincheckNFT問い合わせください。

Coincheckが管理しているNFTマーケットプレイスであるため、まだ個人で簡単に出品するまでには至ってません。ただし、事業主や法人の方でCoincheckNFTより出品できれば、話題性を含め大きな利益にはなる可能性を秘めています。

新たなる市場を開拓するには、面白いマーケットでしょう。

Adam byGMO(アダム)

Adam byGMOは日本の暗号資産取引所であるGMOコインの関連会社が運営しており、日本のNFTマーケットになります。

出品者にはお笑い芸人の西野亮廣さんや漫画家の東村アキコさん、YouTuberのヒカルさんなども参加しており、現在は日本国内向けのNFTマーケットであると言えます。日本人向けに写真や画像を販売していきたいのであれば、面白いマーケットです。

ただし出品には、申請が必要です。出品を検討している方は、下記より問い合わせする必要があります。

出品されている写真を見てみると、芸能人のグラビア的な写真や地域の記念チラシ、日本の四季折々の風景や野鳥の写真なども販売されています。風景の写真を専門に撮影しているアーティストなら、出品検討するのも良いでしょう。

写真や画像を売るときに気を付けること

写真や画像はNFTとして簡単に出品できますが、リスクも伴います。なんでも売ればよいというわけではありません。パソコンにコピペして保存するのとは訳が違います。

そのあたりの注意事項について解説していきます。

著作権に注意し、必要な場合は許可をとる

写真をNFTで販売する場合、容易に有名なアニメキャラクターや著名人の写真でも販売できてしまう点が挙げられます。ブロックチェーンの技術的に誰でも作成することができるため、NFTの販売に絡み著作権侵害のトラブルが多く発生することが懸念されます。

このような侵害案件が裁判所で争われる場合、「新しい」問題なので訴訟コストの増加と判決がどうなるかわからない不確実性に悩まされる可能性があります。

必ずご自身で撮影した写真を使う事を前提に販売した方がよいです。またご自身で撮影した写真であっても、背景に著作権を侵害するようなものが映っていないことがベストです。

例えばディズニーランドなどで撮影して販売することは、避けた方がよいでしょう。

他にもあなたがカメラマンとしてグラビアアイドルや他人を撮影してNFT販売するときは、その方の許可は必要です。撮影された方も勝手に自分の写真を販売して利益を得ていたら、いい気分はしないでしょう。

あくまで自分が撮影した写真で、オリジナル性を持った作品を出品することが望まれます。

写真や画像の拡張子やサイズが問題ないか確認する

写真や画像を出品する際は拡張子やサイズにも注意する必要があります。写真や画像だとJPEG, GIF, PNGあたりで40~50MB前後をファイルサイズの上限としているサービスが多いです。あまり加工をせずに出品してください。

海外に向けて発信する

ご自身で撮影したNFT作品を出品しただけでは作品は売れません。どの人に向けて販売するのかを、ターゲットを決めて販売していく必要があります。

日本人向けの作品でもよいですが、NFTは世界マーケットなので海外に向けて発信すべきでしょう。海外の富裕層に売れてファンになってもらえれば、収益も増えそうです。

海外に向けての発信方法ですが、やはりTwitterがベストです。

英語オンリーでツイートして、海外のユーザー向けに発信していきましょう。海外の方に伝わるようにハッシュタグを用いて、検索にヒットするようにすべきです。

英語が出来ない方は、Google翻訳を使うか、DeepLという翻訳サイトもありますので、利用して出品の告知をしていきましょう。

写真や画像を売る方法についてまとめ

それでは写真や画像をNFT化して販売していく方法のまとめです。

・写真をNFTとして販売するには、仮想通貨が必要。またウォレットであるMetaMaskもダウンロードする必要がある。

・自分のNFT写真が売れやすいマーケットプレイスを決めていく。現代アート写真や幾何学的写真ならOpenSeaやRaribleがよい。風景やグラビアなどは、国内向けのマーケットであるAdam byGMOがおすすめ。

・写真をNFTとして販売する際は、著作権を侵害していないか確認すること。販売ターゲットは、海外に向けて発信していくこと。

NFT写真はイラスト部門に押されているイメージがありますが、芸術的作品であれば売れていく可能性はあります。

NFTマーケットもまだまだ始まったばかりで、これからのトレンドは変化する可能性もあります。面白い作品や希少性がある作品は売れる傾向にあるので、どんどん写真作品も出品していきましょう。

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