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Openseaのコレクションとは?コレクションへの登録方法や使い方を解説!
2022/06/30

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NFTマーケット

OpenseaでNFT出品時にコレクションを活用することで、作品が売れる可能性が上がります。

今回はOpenseaでNFTを出品する際、コレクション化する方法やメリット、人気NFTのコレクションについて解説していきます。

Openseaのコレクションとは?

OpenSea

Openseaのコレクションとは、ご自身でNFTを出品する際に、そのアイテムを管理する箱のようなものです。NFT出品時には、必ず出品するコレクションを設定する必要があります。

Openseaのコレクションとは

OpenseaでNFTを販売するにあたり、あなたはどんなキャラクターを販売し、どんなコンセプトで販売されているかを明確に打ち出す必要があります。

なぜなら、作成した作品にテーマがなく、ただ出品しても購入者にはあなたの作品のコンセプトが伝わらないからです。

そのために、1つのキャラクターやデザインを設定して、コレクション化する必要があります。コレクション化することで、将来的にもファンが増え、認知度も増すからです。

初期設定で自分の作品のメインキャラを明確に打ち出す方向性を示し、NFT作品を制作していくべきでしょう。そのためのコレクション化は必須になります。

Openseaの有名なコレクション

Openseaでは、カテゴリー別にコレクションとして表示されています。トップ画面に表示されているコレクションは、すべて人気シリーズで有名なNFTばかりです。

中には、信じられないほど高額な取引をされているコレクションもあります。

特に有名なコレクションを紹介していきます。

CryptoPunks

CryptoPunks

CryptoPunksは、24×24の8ビットスタイルのピクセルアートで、さまざまな個性を持った一万体のデジタルキャラクターです。CryptoPunksのインスピレーションは、1970年代のロンドンのパンクムーブメントとサイバーパンクのジャンルから来ています。CryptoPunksは、ガバナンストークンに使用される訳ではなく、単なるNFTコレクションにすぎませんが、高価で取り引きされています。

アイデアは、すべてのキャラクターがPunkであるため、そのユニークさがヒットしました。それぞれのPunkはコンピュータコードによってアルゴリズム的に生成されており、その種類や属性に応じて異なるレア度を持っています。男性が6,039体、女性が3,840体、緑の肌のゾンビが88体、猿が24体、水色の肌のエイリアンが9体で、エイリアンのパンクは本当に希少です。

CryptoPunks トークンは当初、無料でリリースされ、イーサリアムのウォレットを持っている人に配布された経緯があります。10,000体のPunkのうち、開発者が1,000体を保持しています。残りの9,000体のPunkは、Openseaで販売されているのです。マーケットプレイスを通じて、所有しているユーザーから、購入しなければなりません。

CryptoPunksは元々アバターとして発行されたものではなかったですが、NFTの人気が高まり価格が高騰したことから、一部のコレクターが購入したNFTをSNS、特にTwitterのアイコンとして誇示するようになった経緯があります。

EtherRock

EtherRock

EtherRockは、岩をテーマにしたjpeg画像のNFTシリーズで、2017年から100個限定で販売されており、ブロックチェーン上で最も古いNFTの1つです。

EtherRockのWebサイトには、「これらのNFT岩は、持ち運びや販売が可能で100個の岩のうちの1つの所有者であることに強い誇りをもてること以外の目的はない」と書かれており、普通のアートとしてみれば、芸術性は何も感じられない作品です。

しかし、そのくだらないようなコンセプトにNFTの魅力を感じるユーザーがいて、面白おかしく購入して値段が上がっていくことの代表作であるのが、EtherRockです。

現在EtherRockは、100枚のうち10数枚は購入することが出来ますが、最低価格が228ETH(3465万6千円)です。

よほどの資産家で、かつEtherRockの魅力に気づいた方しか買えないNFTシリーズになっています。

Bored Ape Yacht Club

BoredApeYachtClub

BAYCはBored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)の略称で、2021年8月創業のフロリダ州マイアミに拠点を置くYuga Labsが発行する猿をモチーフにしたNFTコレクションです。2021年4月、パーツを自動的に組み合わせて生成されたジェネラティブと呼ばれるタイプのNFTがEthereum上で10000点限定で発行されました。

ランダムに生成された特徴やアクセサリーが組み合わされていて、全く同じBored Apeは存在せず、全てが唯一無二のデザインとなっています。BAYCの特徴として、Bored Ape NFTを所有しているユーザーは、オーナー専用のコミュニティに参加することができます。Bored Apeオーナーの中には歌手のマドンナやJay-Z、NBAゴールデンステイトウォリアーズのステフィン・カリーなどの著名人も参加したことで話題になりました。

また、オーナーのみがアクセスできる「BAYC Merch Store」も存在し、限定版のパーカーやTシャツなどのグッズを販売しています。Bored Ape NFTは商用利用が可能であるという特徴があります。例えば、自分の所有するBored Ape NFTをデザインしたTシャツなどを売ることができるということです。

Bored Ape Yacht Clubの成功に気をよくしたのか、Yuga Labsは新たなNFTシリーズを展開しています。Mutant Ape Yacht Club (MAYC)とBored Ape Kennel Club(BAKC)という別コレクションもOpenseaで販売されています。

Nyan Cat    

NyanCat

Nyan Cat」(ニャン・キャット)は、もともと2011年4月にYouTubeにアップロードされた動画、もしくはその動画に使用された曲などを収録し2012年2月に発売されたこともあるネコのキャラクターです。

2011年4月2日、アメリカテキサス州ダラス在住で「PRguitarman」と名乗るクリストファー・トーレスが、自身のウェブサイト「LOL-Comics」で、胴体がケロッグのポップタルト(英語版)という菓子になっている猫「Pop Tart Cat」のGIFアニメーションを公開したのがきっかけです。ポップタルトと猫を合成した絵を描き、数日後アニメGIFにして大ヒットしました。

Nyan Catは、YouTubeでも人気があり、「Nyanyanyanyanyanyanya!」の桃音モモバージョンを合わせた動画を作成して「Nyan Cat」という題名をつけて、大きな人気を集めインターネット・ミームと化しました。

そんなNyan Catが、NFTアートとして販売されました。限定バージョンのNyan CatのGIF画像を、デジタルグッズのオークションサイト「ファンデーション」に出品。入札争いは激化し、最終的には匿名のユーザーがETHで購入した落札価格はおよそ58万ドル(約6100万円)です。もともと人気があるシリーズをコレクション化した流れです。

Openseaでコレクションを作るメリット

Openseaの人気コレクションについて紹介しました。それでは、自分のNFT作品をコレクション化するメリットについてお伝えします。

売れやすくなる

上記の売れているNFTのようにOpenseaにてコレクション化すると売れる傾向があります。なぜかといえば、Openseaはトップ画面から作品に移動する際に、売れているコレクションごとに表示されるからです。作品名やアカウント名だと、上にある検索サーチでしか見つけることができません。コレクションとしての知名度を上げていくのが、一番売れやすくなる方法となります。

ユーザーに覚えてもらいやすい

コレクション化する理由として、ユーザーが覚えやすく親しみやすい点も挙げられます。

NFTユーザーは、圧倒的にコレクション名で呼ぶことが多いです。特にTwitterなどでも、有名コレクションを購入したとツイートする人も増えています。ハッシュタグもコレクション名です。

それだけ、コレクションの一部を保有していると、承認欲求を満たされる事や他に所有している方とコミュニティーで繋がれるというメリットもあります。

自分のNFT作品もコレクション化していけば、思わぬ人気となる可能性もあります。どんどんコレクション化して販売していきましょう。

デバイスごとのコレクション作成方法

ここからは、NFT作品をOpenseaで出品する際に、コレクション化する方法についてお伝えします。

PCでコレクションを作成する方法

まずはOpenSeaのトップ画面にアクセスします。MetaMaskと連結した後、右上にあるアイコンをクリックし【 My Collections 】 をクリックします。

そして【 Create a collection 】をクリックします。

その後、下記の【 Create your collection 】の画面になります。ここからは、作品のイメージがわかる構成にしないと購入ユーザーには何を売りたいのか伝わりません。埋めれる項目はすべて入力してください。表示されている項目ごとに上から説明していきます。

まずはLogo imageの設定を行います。これがCollectionの紹介ページの中心となる画像になります。Featured imageを設定します。Collectionsの選択画面にあるバナーになります。

Banner imageを設定します。

こちらがCollection内にあるトップページのバーナー画面になります。My Collectionの名前を設定します。販売していくNFTコレクションの名前ですので、親しみがあって面白みがある名前がよさそうです。もしくは個性的な名前で話題性を取るのも良いでしょう。

CollectionのURLを設定します。

自分でURLを決定したい場合は入力する必要がありますが、ここは入力しなくても、自動的に設定されます。コレクション名をURLにすればよいでしょう。Descriptionの設定は、コレクションの説明です。自分のCollectionのコンセプトを記入しましょう。

Categoryの選択をします。イラストでしたら、アートで問題ありません。またSNSのリンクも埋めれる項目はすべて入力してください。購入者はOpenSeaだけでなく、あなたのSNS経由で作品を見つける可能性もあります。SNSは有効的な手段として、活用していきましょう。

Royalties(ロイヤリティ)の設定をいたします。2次流通時で作品が売れても出品者に還元される仕組みです。10%まではご自身で設定できます。

Royaltiesの設定と合わせて、ウォレットのアドレスを入力する必要があります。【Your payout wallet address】にMetaMaskのアドレスをコピーします。

最後にブロックチェーンの選択です。お試しで出品するならPolygonネットワークでもよいですが、コレクションを長く続けるのであればイーサリアムネットワークが良いでしょう。

iPhoneでコレクションを作成する方法

まずはiOSでOpenseaアプリをダウンロードしましょう。ダウンロードはこちら

またMetaMaskのダウンロードも必要になります。ダウンロードはこちら

Openseaにログインし、右側の丸い部分をクリックすると、「My Collections」が表示されます。クリックすると「Create a collrction」が表示されます。

あとはPC版の項を参照にして、同様の順番で実行すればコレクションを作成できます。

Androidでコレクションを作成する方法

Android版でも、iOSと同じ対応でコレクションを作成できます。ダウンロードはこちら

Openseaのコレクションにアイテムを登録する方法

それでは、実際にコレクション内でアイテムを追加する方法をお伝えしていきます。

コレクションを作成する方法と似ていますが、アイテムは作成の都度に行う作業となります。慣れていけば難しくありませんので、手順通りに対応ください。

出品する作品を選ぶ

Openseaにログインしてもらい、右側にある「Create」をクリックします。

画面が変わりますと、「Create New Item」の画面となりますので、自身が作成したNFT作品をアップロードしてください。山形の場所をクリックするとPC内にある写真を選択すればアップロードできます。容量は100MBまでです。動画でなければ、容量オーバーすることはありませんので、写真をアップロードしてください。

作品情報を入力する

作品の名前、外部リンク、説明を入力してください。

名前はコレクションとリンクした名前がわかりやすいでしょう。もしくはコレクションにナンバーリングして管理するなど、自身でも把握しやすい方法がおすすめです。

外部リンクは、このアイテムの詳細ページにこのURLへのリンクを含め、ユーザーがクリックして詳細を確認できるようにします。詳細については、ご自身のWebページにリンクしてください。説明は、作品の説明になります。記載できるところは隈なく記載していきましょう。

付加情報を登録する

「Properties」に項目を追加することで、アイテムページに表示する追加の詳細情報を登録することが出来ます。例えば、ユニークなキャラクターのNFTアイテムを登録する際などには、そのキャラクターのプロフィールなどを登録してみてもいいかもしれません。イメージ的にはSNSのタグが近いものになります。

「Levels」では、プログレスバーの形で表現できる数値特性を追加することができます。こちらも表示形式が違うだけで、前述のPropertiesと同じようなものです。

「Stats」もLevelsと同じく数値特性になりますが、こちらはプログレスバーでの表示ではなく、テキストとして表示されるのみになります。

「Unlockable Content」には、購入者のみが利用できる追加コンテンツを登録することができます。マークダウン形式での記述が可能で、ここに外部のダウンロードリンク・アクセスキー・パスワードなどを記載します。

取引に関する設定をおこなう

作品の販売供給量を設定します。あなたの作成した作品を、Openseaで何枚販売するかを設定します。販売数を増やすと価値が下がりますが、現在は1アイテムにつき、1枚しか販売できません。

またブロックチェーンを設定します。取引する通貨を設定することです。現在はETH、Polygon、Solana、Klaytnから選択できます。世界のユーザーに販売したいのであれば、ETHネットワークが良いです。ご自身で販売する通貨は設定してください。

作品の登録情報を確定する

全て設定し終わったら、「Create」をクリックしてください。なおNFTの価格に関しては、「固定価格」「オークション形式」を選ぶことが出来ます。

いずれの販売方法の場合も、出品後は販売価格・期間の設定は後から変更できませんので、慎重に設定しましょう。

Openseaのコレクションについてまとめ

それでは、Openseaのコレクションについてのまとめです。

・OpenseaでNFTを売るためには、コレクション化する必要があります。Openseaはトップ画面から作品に移動する際に、売れているコレクションごとに表示される。

・Openseaでコレクション化する理由として、購入ユーザーに愛着を持たれるため。SNSでもコレクション名で拡散されやすい。

・Openseaでコレクション化して出品するために、出品情報はすべて入力すること。SNSのリンクからも購入ユーザーが知るキッカケになる。

以上です。

Openseaでコレクションから多くの作品を出品して、世界のユーザーにあなたの作品を届けていきましょう。

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