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【OpenSea】NFTを出品するときの手数料が高いって本当?他のマーケットプレイスと徹底比較!
2022/04/28

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NFTマーケット

自分の描いたアート作品や撮影した写真、動画などをNFTとして世に送り出したい。マーケットで販売して利益を獲得したいと思っているアーティストの方は多いと思います。

これまでは自分のアート作品を販売できたとしても、個展に出品し来店してくれたお客様に直接販売するなどしか方法がありませんでした。それ以外でもアートを描くことが趣味で、その作品をSNS(TwitterやInstagramなど)に投稿するなどは出来ましたが、NFT(非代替性トークン)の技術が発展し、自宅にいながら出品、販売することができる世の中になりました。

NFT(非代替性トークン)は単なるテクノロジーでなく、作品自体を資産として後世に残せます。ブロックチェーンであなたの作品と名前も書きこむ事が出来るのです。

NFTを販売することで日本だけでなく、世界のどこかにいる方が自分の作品のファンになってくれたり、しかも購入してくれて収入を得ることができると、アーティストとしての活動の幅も広がっていきます。

ただ出品に対してのプラットフォームや出品手数料などを把握していないと、手数料だけ取られてしまう状況になりかねません。

この記事では、自分の作品をNFTで販売してみたいものの、どのマーケットで販売すればいいかや出品方法について、初心者の方でも分かるように解説していきます。

OpenSeaで発生する手数料について

まずはNFT作品を出品するために避けては通れないOpenSeaの特徴について説明していきます。

OpenSeaは世界最大のNFTマーケットとして市場規模を拡大しており、「Crypt Punk」や「BoredApe YachtClub」など高額なNFT作品が取り引きされていることでも有名です。

CryptoPunks マーケットプレイス
BoredApe YachtClub マーケットプレイス

出品の手数料は0円、ただし作品が売れると手数料がかかる

OpenSeaでの出品は誰でも簡単にできます。アカウントさえ作成すればご自身のアートや写真、音楽や動画を出品することができます。OpenSeaで出品する手数料は無料ですが、初回のみETHでガス代が発生します。2回目以降は発生しません。

また販売できた作品の手数料として設定されている額をOpenSeaに差し引かれます。作品が売れたときはガス代とは別に、2.5%の販売手数料が販売額から引かれます。

ガス代や販売手数料を考慮して、出品額を設定することをおすすめします。

購入するときにも手数料ってかかるの?

OpenSeaは世界最大のマーケットプレイスだけあり、個性豊かな作品が並んでいます。アーティストでない方でまずはNFTに携わってみたい方は作品の購入をしてみることです。

NFTを購入する際は手数料はかかりません。ただし決済の際にETH建てのガス代はかかります。

MetaMaskからOpenSeaへ送金する際のガス代です。ガス代が足りずに欲しいNFT作品を買いそびえることがないように、多めにETHを入れておいた方がよいでしょう。

他マーケットプレイスの手数料一覧

OpenSeaがNFTマーケットプレイスでは、取引量もユーザー数も多いですが、OpenSeaの成功で様々なマーケットプレイスがローンチされています。

日本独自のNFTマーケットもあります。ご自身でマーケットの特性や手数料なども考慮して出品を検討してください。

Rarible

Rarible(ラリブル)は2021年3月にブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ」の運営会社であるdouble jump.tokyoと提携したことで日本でも話題になりました。

Raribleの魅力は、イーサリアム以外にフローやテゾスなどの暗号資産でもNFTを購入できる点です。

さらにRaribleでNFTを売買すると、RARIという独自トークンがもらえます。販売者と購入者で50%ずつ分け与えられます。Uniswapなどで他の暗号資産に交換できます。それ以外に出品者がロイヤリティー(二次流通時の売り上げ)を設定することもできます。OpenSeaでは上限が10%と決まっていますが、Raribleではさらに高い設定も可能です。出品者にとっては魅力的なシステムです。

気になるガス代ですが、ETH建てで取引をするとOpenSeaでの取引と同様の費用が掛かります。しかしフローやテゾスで取引を行えば、手数料はさほどかかりません。ETHほど暗号資産としての価格が高くないので、ガス代比率も低いのです。

2022年4月21日現在でテゾスの価格が407.8円/Tezosですが、NFT取引で使用されるガス代は2円ほどです。

ほかにもRaribleでは、「Lazy minting」という機能があります。クリエーターがNFTを販売するとき、ガス代を購入者に負担できるようにした仕組みです。出品者にとってはありがたいですよね。なお販売手数料は2.5%になっています。

日本国内取引所での上場はまだですが、今後の展開も期待できます。

SuperRare

SuperRareは、2018年にアメリカで立ち上がったNFT取引所です。

出品時に審査が必要となり、それをクリアしたアーティストしか出品が出来ません。   

ですのでクオリティの高いNFT作品が多く、高額な作品が多いことも特徴です。また作品はすべて1点ものであることから、価値の高いマーケットを目指していることがうかがえます。

ガバナンストークンであるRAREはBinanceでも上場されています。2022年4月21日現在で79.42円/RAREです。取引できる暗号資産もETHのみなので、ガス代もOpenSeaと変わらず割高です。

販売手数料は3.0%、ギャラリー手数料が15%かかります。

Adam byGMO

Adam byGMOは日本の暗号資産取引所であるGMOコインの関連会社が運営しており、本社は東京都渋谷です。

日本のNFT取引所だけあって日本円やクレジットカード決済にも対応しております。出品されているNFT作品も日本円表記ですので、愛着がわきますね。

坂本龍一の楽譜や小室哲哉の音楽作品もNFTになっていて、日本人マニアには嬉しいラインナップです。

暗号資産での取引は、ETHですのでガス代もかかります。OpenSeaと同様に高いガス代を回避するのであれば日本円での取引が良さそうです。

購入した作品を二次出品する際は、販売手数料として売上金額の5%が発生します。またアイテムにロイヤリティーが設定している場合は、設定されているパーセンテージがアイテム作成者に支払われます。

出品には申請が必要です。出品を検討している方は、下記より問い合わせする必要があります。

■事業者様 問い合わせフォーム

https://support.adam.jp/hc/requests/new?ticket_form_id=900002857003

■個人クリエイター様 問い合わせフォーム
https://support.adam.jp/hc/requests/new?ticket_form_id=4413893671193

出品者にはお笑い芸人の西野亮廣さんや漫画家の東村アキコさん、YouTuberのヒカルさんなども参加しています。日本人向けマーケットですので、国内のNFTマーケットで活躍したいのであれば面白いプラットフォームだと思います。

Coincheck NFT(β版)

Coincheck NFTは日本の暗号通貨取引所であるCoincheckがNFTを販売しています。

作品で有名なシリーズとして「Sand Box」というゲームや「SORARE」というサッカーゲームで使用することが出来るNFTを取り扱っていることで有名です。

購入方法の特徴としては、オフチェーンでの取引プラットフォームであるため、購入、売却時にガス代はかかりません。ですのでコストを抑えることが可能です。

またETH以外の暗号資産でも決済することが可能で、ビットコインやリップル、リスク、ネムなどコインチェックで取り扱っているコイン15銘柄が使用できます。

出品手数料は無料ですが、販売手数料は10%です。

個人アーティストの作品は出品できません。現在はCoincheck NFTで販売されているNFTを売買するだけのサービスです。

事業主である方は出品が可能です。下記よりCoincheckNFT問い合わせください。

・CoincheckNFT お問合せフォーム

https://docs.google.com/forms/d/1RIv3xl7IEHsn_ohpAHoSsvILvF5YBmjU3MNk2ymnxUg/viewform?edit_requested=true   

HABET

HABETは、日本のFORO株式会社が運営しているサービスです。有名YouTuberを多数抱えている事務所「UUUM」の社長である鎌田和樹さんが代表取締を務めています。2021年の夏にサービスが開始されたばかりですが、人気YouTuberのはじめしゃちょうやフィッシャーズなどのトレーディングカードもNFTとして発行されています。

日本人向けのNFTマーケットで、NFT取引にも暗号資産は必要なく、日本円で購入が可能です。(決済はクレジットカードのみ)

出品に関しても、アカウント登録をしたうえでクリエーター権限を取得すれば可能です。カードの発行は無料で、発行枚数に制限や上限がありません。

アート作品もありますが、お笑い芸人やグラビア女優や動物の写真などがラインナップされていて、自分で撮影した写真も手軽に出品できます。

出品に際し、運営者の承認は必要ですが、手軽に出品することが可能です。

OpenSeaで出品するのがおすすめの理由

他のNFTマーケットも紹介しましたが、世界最大のNFTマーケットであるOpenSeaの魅力はどんな点があるでしょうか?なぜアクティブユーザー数や取引量が多いのかも含め、お伝えしていきます。

他と比べて手数料が安い

ETHをMetaMaskに送金し、連結させてNFTの売買をするなど手間がかかるOpenSeaでの取引ですが、他のマーケットプレイスに比べて手数料が安い点が挙げられます。

高いと思われているのは、ETHネットワークに支払うガス代費用なのですが、OpenSeaがガス代を設定しているわけではありません。ガス代はあくまでETHネットワークの需要量で変化します。OpenSeaでガス代が高いということは、それだけOpenSeaでの取引が多いことの証明でしょう。高いガス代をクリアすれば、販売して売れた時の販売手数料は2.5%のみになっていますので、比較的良心的な価格設定だと思います。

また、Polygonネットワークを使用すると、ガス代がかかりません。ご自身の出品状況に応じてPolygonネットワークを使用してほしいと思います。詳しくは以下の記事をご確認ください。

ユーザー数は100万人以上と圧倒的な人気

OpenSeaは2022年1月の時点で登録ユーザー数が100万人を突破している世界最大のNFTマーケットです。2022年4月時点では150万人のアクティブユーザー数ともいわれ、取引高も150億ドル以上の取引を処理する最初のNFTマーケットになりました。

取引量の面でもOpenSeaで出品されているNyan CatsやCrypto Punk、Doodles、Cool Cats、Bored Ape Yacht Clubなど人気シリーズが多く販売されている点も見逃せません。

特にCrypto Punk やBored Ape Yacht Club はアメリカのセレブに人気が高く、Twitterのアイコンに使用される有名人も多いです。

さらにOpenSeaのユーザー数が多い要因として、他のマーケットプレイスにはない特徴があります。それは初心者でも扱いやすい点です。また出品に対して申請が必要になるわけではないため、だれでも自由に出品することができます。

各種ブロックチェーンに対応している

OpenSeaは世界最大のNFTマーケットだけあって、様々なブロックチェーンに対応しています。もちろん主力ネットワークはETHとなりますが、それ以外ではDAIやRARE、USDCのネットワークを使って取引することもできます。ただしガス代は同様にかかることは承知してください。

別のネットワークに送金する手間は発生しますが、ガス代を軽減したいのであれば、PolygonネットワークかKlaythn(クレイトン)のネットワークを利用してください。

Klaythnはkakaoトークの子会社であるGroundXによって開発されたブロックチェーンプロトコルです。Polygonネットワーク同様にガス代が発生しないブロックチェーンとして導入されています。取引量はETHネットワークの足元にも及びませんが、比較的安いNFTも購入には適していると思います。

OpenSea利用時に発生する手数料についてまとめ

OpenSeaを利用して発生する手数料のまとめです。

・出品は無料で、初回のみETH建てのガス代がかかる

・販売できた時は出品手数料として2.5%がかかる

・ETH以外にも、DAIやRARE、USDCネットワークを使えばガス代は安くなる。

・PolygonネットワークやKlaythnネットワークを使用すればガス代は不要。

以上です。内容を理解できれば、初期費用も抑えてNFT作品を出品できますね。まずはどんどんOpenSeaで出品してみましょう。

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