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Rakuten NFT(楽天NFT)の始め方を解説!登録・購入方法や、他のNFTマーケットとの違いは?
2022/06/18

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NFTマーケット

国内最大手のインターネットサービス関連会社である楽天グループがNFTマーケットに参入したことは大きな話題となりました。

このRakuten NFTは楽天が運営するだけあってとても分かりやすく簡単にNFTを購入することが可能です。しかし一方で、他のNFTマーケットプレイスとは異なるデメリットも存在します。

この記事では、Rakuten NFTを始めたいという方向けに、その特徴や購入方法を画像付きで解説していきます。

Rakuten NFTとは?

Rakuten NFTとは、楽天グループが運営しているNFTマーケットプラットフォームです。アニメ・音楽・スポーツなど様々な分野に関するNFTの発行・売買が可能で、特に日本国内向けにサービスが運営されています。ここでは、Rakuten NFTの特徴について解説していきます。

NFTとは?

そもそもNFTとはどういったものなのでしょうか。

NFTとは「Non-Funsible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」を意味します。これは簡単に解説すると、「代わりが効かないデジタルデータ」といった意味合いです。

これまで簡単にコピーできることが当たり前だった文書・画像・音楽のデジタルデータにそれぞれ固有のシリアルナンバーのようなものを付与することで、どれがオリジナルのデータかを判別できるようにしたのがNFTです。

このデータの管理には、ビットコインをはじめとする仮想通貨と同じ「ブロックチェーン」という技術が使われています。

NFTの大きな特徴の一つは、本物が見分けられるようになったことでデジタルデータが資産的な価値を持つようになったという点です。

現実の絵画でも、オリジナルの本物はとても価値があるのに対して、模造品・複製品は安価で取引されます。

NFTによって本物の作品データが見分けることができれば、有名作品には大きな価値がつき、場合によっては価格が高騰していく可能性もあります。NFTの特徴についてより詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

https://jp.nfttopics.com/manual/art-market/

NFTの技術は現在、アート・音楽・ゲームなど様々な分野に応用されています。

しかしその一方でNFTは仮想通貨と結びつきの深い技術であるため、ほとんどのNFTマーケットプレイスでは仮想通貨で購入する必要があったり、仮想通貨ウォレットを設定する必要があったりと購入のハードルは高いものでした。

Rakuten NFTではそのような問題を解消して、NFTをより身近に気軽に扱うことを可能にしています。

Rakuten NFTの特徴

Rakuten NFTは、ほかのNFTマーケットプレイスと比較して購入までのハードルがとても低くなっています。

NFTを扱いやすくしているRakutenNFTにはどのような特徴があるのでしょうか。

他のNFTマーケットプレイスと比較した際のメリットやデメリットについて解説していきます。

楽天IDで簡単に使える

Rakuten NFTは、楽天IDでログインをするとニックネームの登録・利用規約の同意だけですぐに利用することができます。

多くのNFTマーケットプレイスはMetaMaskなどの仮想通貨ウォレットを作成してサイトに接続しなければなりませんが、このウォレットの作成方法が複雑でパスワードが漏れるとウォレットを乗っ取られるなど危険も伴うというデメリットがありました。

しかしRakuten NFTではユーザーが所有するNFTは楽天が管理しているため、ウォレットを作成・管理する必要がありません

初めてのNFT購入はハードルの低いRakuten NFTで行い、興味が出てきたり慣れてきてから仮想通貨ウォレットを作成するなどステップアップをするのもおすすめです。

クレジットカード決済できる

クレジットカード決済ができるのもRakuten NFTの大きな特徴です。

先述したように仮想通貨ウォレットを接続する必要がないため、仮想通貨を購入しておく必要もありません。

仮想通貨取引所は様々ありますが、場合によっては購入に手数料がかかり、ウォレットへの送金でガス代(仮想通貨取引での手数料)が必要となることもあります。

Rakuten NFTはクレジットカード決済を利用することでこのような手順を飛ばしてすぐにNFTの購入が可能です。そのため余計な手数料がかからず、またクレジットカードのポイントを貯めることもできます。

楽天ポイントが貯まる・使える

Rakuten NFTでの購入には、楽天ポイントを使用することもできます。楽天では様々なサービスでポイントを貯めることが可能で、還元率も比較的高く設定されています。クレジットカードで決済できるだけでなく余ったポイントを使うことができるということで、NFTを購入するハードルはより下がっているといえます。

独自のブロックチェーンを使用している

NFTの非代替性を担保する「ブロックチェーン」には多くの種類があり、個別に稼働しています。

例えば仮想通貨ビットコインが運用されている「ビットコイン・ブロックチェーン」や、仮想通貨イーサリアムが運用されている「イーサリアム・ブロックチェーン」などがありますが、Rakuten NFTで利用されているブロックチェーンは楽天が独自に運用しているものです。

ここにはいくつかのメリット・デメリットがあります。順番に見ていきましょう。

独自ブロックチェーンのメリット

独自のブロックチェーンを使用しているメリットには、「低コストで運用されている」「システムの改善がしやすい」といったことが挙げられます。

低コストで運用されている」のは、不正なコピーを防止する取引処理に膨大なコストがかからずに済むためです。

ブロックチェーンの管理方法はいくつか種類がありますが、その中でもPoW(Proof of Work)と呼ばれる仕組みはたくさんのコンピュータを使って不正コピーを防止するという方法をとっており、運用に多くの電力を消費しています。

Rakuten NFTでは一般のコンピュータがブロックチェーン内のデータを改竄することはできないため、使用するコンピュータが少なくて済み、低コスト・低電力で運用することができます。

また「システムの改善がしやすい」のは、ブロックチェーンのアップデート方法の特徴に起因します。

一般的なブロックチェーンではシステムを改善しようとすると、ブロックチェーンの処理を行っているコンピュータの過半数がそれに同意しなければならないという特徴があります。

これは不正なアップデートを防止できるという側面もありますが、良いアップデートを行うハードルも高くなってしまいます。一方でRakuten NFTのブロックチェーンは楽天が管理しているため、システムの改良・改善は楽天が自ら行うことができ、NFTの所有者やファンの意見を反映しやすいといえます。

独自ブロックチェーンのデメリット

独自ブロックチェーンにはデメリットも存在します。大きなものとしては、「楽天に依存する」「ほかのブロックチェーンと結びつきがない」という点です。

楽天に依存する」というのは、例えば楽天が万が一倒産したり、NFTの取り扱いを終了したりした場合には、NFTの所有権そのものがなくなってしまう可能性があるということです。

ほかのイーサリアムブロックチェーンなどは世界中のコンピュータで分散的に管理されているため、このようなことがありません。

国内最大手のインターネットサービス企業であり信用のある楽天でありますが、高価なNFTの管理を完全に依存してしまう点は大きなデメリットとなっているのです。

また、「ほかのブロックチェーンと結びつきがない」のもデメリットです。

一般的なブロックチェーンでは、一部の仮想通貨やNFTは変換することで複数のブロックチェーン間を行き来することができます。しかしRakuten NFTのブロックチェーンはトークンを楽天NFT外に移すことはできないと公式に回答しており、NFTを利用する幅はとても狭くなってしまっています。

Rakuten NFTの使い方を画像付きで解説

ここからは、具体的にRakuten NFTの使い方について解説していきます。

まずは登録方法です。

Rakuten NFTは楽天IDを使用することで簡単に登録することができます。ここでは、楽天IDを持っていることを前提に進めていきますので、楽天IDを持っていない方はまず楽天に登録してください。

Rakuten NFTの会員登録・ログイン

楽天IDにログインした状態で、Rakunten NFTのトップページから「ログイン・会員登録」をクリックします。

ニックネームの登録・利用規約の同意画面になりますので、それぞれ入力をして「決定する」をクリックします。ニックネームは一度設定すると変更ができませんので、注意しましょう。

これでRakuten NFTの登録が完了しました。右上のアイコンからマイページにアクセスできるようになっていれば、ログインできている状態です。

個人間マーケットプレイスで購入

それでは、実際にNFTを購入してみましょう。NFTの購入には、「個人間マーケットプレイス」を利用します。上部のメニューから選択してページを移動しましょう。

個人間マーケットプレイスでは、購入できる作品を検索することができます。左側の「絞り込み」や右上の「並び順」機能を使ってNFTを検索し、購入したい作品をクリックします。

作品をクリックすると、詳細を確認することができます。

NFTは同じ作品が複数出品される場合もあり、この作品は「発行数」が10となっているため10枚のオリジナルが存在することになります。また「購入可能数」は4であり、出品されているNFTが10枚中4枚であるとわかります。

その下の「最低価格」は90,000円となっているため、出品されている4枚のうち最低価格が9万円であり、これが最低購入価格となります。作品を購入する場合は、「選択して購入する」をクリックしましょう。

すると、出品されている4枚のうちどれを購入するか選択する画面に移ります。

左上の情報を確認すると、これまでの取引では58,000円〜75,000円で取引されており、平均価格は64,333円であるとわかります。今回出品されているものの最低価格は90,000円のため、これまでの取引履歴と比較すると少し高いようです。

また、発行されている10枚のNFTは画像に違いはありませんが、それぞれシリアル番号が割り振られています。今回最低価格の90,000円で出品されているものは、#10です。シリアル番号が若かったりゾロ目などキリの良い番号だったりすることでNFTの価値が高まる場合もあります。

購入したいNFTを選択したら、「買い物かごに入れる」をクリックしましょう。

その後、「購入手続きへ」または右上の買い物かごアイコンから買い物かごへ移動します。

買い物かごに購入するNFTが入っていることを確認して、「購入手続きへ」アイコンをクリックします。

購入方法などが表示されますので確認の上、問題なければ「注文を確定する」をクリックしましょう。

NFTの購入により所有者データが書き換えられますが、ブロックチェーンでのデータ書き込みには多少の時間がかかる場合があります。すぐに反映されない場合もありますが、焦らずに待ちましょう。

個人間マーケットプレイスで出品

購入したNFTは出品をすることも可能です。出品する際には、まずページ右上から「マイページ」を選択します。

マイページでは「取引履歴」を確認できますので、ここから出品したいNFTの「モーメントを見る」を選択します。

ここでは所有しているNFTの詳細を確認することができ、右側に「出品する」ボタンが用意されていますので、こちらをクリックします。

その後、出品価格を入力して、「出品する」をクリックすることで出品が完了します。

この際、販売手数料が14%かかりますのでそれを踏まえて出品を行ってください。販売手数料は出品したNFTが購入された際に差し引かれます。

購入されるまでは販売の価格変更・キャンセルすることが可能ですので、手数料との兼ね合いも考えた上で出品を行いましょう。

出品を行うとNFTのステータスは「保有中」から「出品中」に変更されます。

これにより他のユーザーは個人間マーケットプレイス上で出品されたNFTを確認することができるようになり、商品が購入されると売上金は楽天キャッシュにチャージ、もしくは楽天キャッシュから出金する形で換金することが可能です。

まとめ

ここまで、Rakuten NFTの登録・購入方法について解説してきました。

ほかのNFTマーケットと比較して格段に登録や購入がしやすくなっているためNFT初心者の方におすすめできますが、その一方で楽天内で閉じたブロックチェーンになってしまっている欠点もあります。

脱初心者したい!という方はぜひ、仮想通貨ウォレットの作成や、Openseaなど海外のマーケットでの購入にも挑戦してみてください。

https://jp.nfttopics.com/manual/metamask/

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