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LINE NFTとは?会員登録やNFTの購入・出品など使い方を画像付きで解説!
2022/07/08

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NFT関連ツール

注目を集めているNFTですが、SNSアプリで有名なLINEもNFT事業に参入しています。

LINEが展開するNFTマーケットプレイスである「LINE NFT」は、SNSを中心に様々な事業を展開するLINEならではのメリットがあります。

この記事では、LINE NFTの会員登録や購入・出品の方法について画像付きで分かりやすく解説していきます。

NFTとは?

NFTとはNon-Fungible Tokenの略で、日本語では「非代替性トークン」などと呼ばれます。これは画像や動画などのデジタルデータに代替できない唯一性を付加したもので、特に現在では絵や写真などのアート領域でよく使われています。

これまでのデジタルデータはすぐにコピーが可能であったため、どれがオリジナルの作品であるかを判別するのは困難でした。しかしNFTではブロックチェーンという技術を利用して、複製できないシリアルナンバーをデータに付与することができます。

それによりさまざまなデジタルアート作品は「本物」と「偽物」が区別できるようになり、価値を持たせることが可能となりました。

NFTは、主にNFTマーケットプレイスと呼ばれる専用のサイトで売買を行うことができます。

 

LINE NFTとは?

LINE NFT
LINENFT

LINE NFTとは、LINEのグループ会社であるLINE Xenesis株式会社が運営しているNFTマーケットプレイスです。

同社では2018年にLINEの独自ブロックチェーンである「LINE Blockchain」を発表し、それを使った暗号資産取引サービスの「LINE BITMAX」や、デジタルウォレットの「LINE BITMAX Wallet」などブロックチェーンに関連した様々なサービスを展開しています。

LINE NFTは2021年6月から開始した「NFTマーケットβ」というサービスの正式版にあたり、2022年4月にローンチされました。吉本興業やテレビ朝日などと連携しつつ芸能・スポーツ・ゲームなどのジャンルでNFTを販売しています。

LINE NFTの特徴

LINE NFTの主な4つの特徴について解説していきます。

LINEアカウントで始められる

LINE NFTの最大の特徴は、LINEアプリとの連携が可能である点です。

LINE NFTは、LINEのアカウントを持っていればすぐに利用を開始することが可能です。通常、NFTの売買には仮想通貨ウォレットの作成や仮想通貨の送金作業が必要になります。これらは設定自体が複雑で難しいだけでなく、ハッキングのリスクなどもありハードルが高いです。

一方でLINEはアプリをインストールするだけで利用可能で、LINE NFTはそこからさらに数ステップを踏むだけでNFTの売買が可能になります。

また、日本でのLINEを月に1回以上利用するアクティブユーザーは8400万人であるとも言われており、これは日本人口の約3分の2にあたります。この数字はTwitterやFacebookといった世界的IT企業の大手SNSよりも多く、LINEの日本での普及率の高さがうかがえます。

そのため、LINE NFTは日本人がNFTを始めやすいマーケットプレイスといえるのです。

LINE Payでの決済が可能

LINEとの連携ができるメリットとして、LINE Payでの決済が可能である点も特徴的です。

通常、OpenseaなどのNFTマーケットプレイスでは仮想通貨ウォレットを介したイーサリアムなどの仮想通貨による決済が一般的となっています。しかし、仮想通貨の購入は取引所の登録が必要だったり、価値変動が激しいため抵抗があったり、なかなか購入に踏み出せない方も多いのが現状です。

LINE NFTではLINE Payと連携ができるため、日本円での決済が可能です。LINE Payは全国の銀行やコンビニエンスストアなどで簡単に残高をチャージでき、また多くのコンビニ・スーパー・飲食店などで決済ができます。日常的に利用できる決済サービスでNFTを売買可能なLINE NFTは、初心者にも大変扱いやすいNFTマーケットプレイスなのです。

また、LINE Payの他にはLINE独自の仮想通貨である「LINK」による決済が可能です。

LINEを介したトークンの送受信が可能

LINEは日本人口の3分の2以上に当たるアクティブユーザーが存在するSNSです。このLINEを介してトークンの送受信が可能であるため、手軽にNFTの受け渡しを行うことができます。

プライベートチェーンである

LINE NFTで利用されているブロックチェーンはLINEの独自ブロックチェーンである「LINE Blockchain」で、これは「プライベートチェーン」となっています。

プライベートチェーンとは、他のブロックチェーンとの互換性を持たないブロックチェーンです。イーサリアムチェーンなど世界的に利用されているブロックチェーンの多くは「パブリックチェーン」であり、不特定多数のコンピュータがネットワークに参加して取引処理を行なっています。

これにより特定の管理者がいなくても世界中のコンピュータが分散的にデータの管理や取引処理を行うことができます。しかしその一方で、たくさんのコンピュータを使うため大量の電力を消費してしまったり、取引処理が遅く手数料がかかってしまうという欠点も多くありました。

LINE Blockchainはプライベートチェーンであるため、ネットワーク全体の電力が抑えられ、LINE NFTでは処理に必要なガス代(取引手数料)もかかりません。そのため、NFT初心者の方でも気軽に始めやすいマーケットプレイスであるといえるでしょう。

ただし、プライベートチェーンはほかのブロックチェーンと資産の相互運用ができない場合があるという欠点もあります。LINE NFTでは、世界的によく利用されているイーサリアムチェーンに資産を移動させることはできません。利用しやすい代わりに自由にNFTを扱うことができないという点では、パブリックチェーンに劣ってしまうのです。

LINE NFTの使い方

それでは、LINE NFTでNFTを購入・出品するには具体的にどのような手順を踏めばよいのでしょうか。

ここからはアカウント登録や購入・出品方法を画像付きで解説していきます。

アカウント登録

LINE NFTのアカウント登録は、LINEを使っていればとても簡単に行うことができます。その手順を見ていきましょう。

ここではLINEをすでに利用したことがある前提で解説していきますので、LINEアプリをインストールしたことがない方はそちらの初期設定を完了してからLINE NFTの登録を行なってください。

まずは、トップページ右上の「ログイン」からログインダイアログを開きます。

LINEのログインメールアドレス・パスワード、またはQRコードによるログインを行います。どちらか好きな方法を選択してログインしてください。

ログインが完了すると、連動アプリのアクセス許可を求める画面が表示されます。注意事項を確認してから「許可する」を選択してください。

続いて、LINE NFTの公式LINEアカウントを友達追加する画面になります。このアカウントではLINE NFTで販売される新作NFTの情報などを確認することができます。「友だち追加」を選択して次に進みます。

次に、LINE NFTの利用規約に同意する画面に移ります。各利用規約・ポリシーを確認したら、各項目にチェックまたは「上記すべてに同意」にチェックをして、「同意」ボタンを押して次に進みましょう。

次に、LINE BITMAX Walletで使用するパスコードを設定します。

LINE BITMAX Walletとは、LINEが提供するデジタルアセット管理ウォレットで、このウォレットにNFTや仮想通貨を保存して管理します。NFTや仮想通貨は高価なものになる場合もありますので、分かりにくいパスコードを設定し、漏れないよう慎重に管理しましょう。

パスワードの設定が完了すると、以下のダイアログが表示されます。「確認」を押して、その後の画面で「LINE NFTへ」を押しましょう。

これでLINE NFTのアカウント登録が完了となります。LINEアカウントでのログイン、利用規約の同意、パスワードの設定と3ステップで完了できますので気軽に利用開始が可能です。

購入方法

それでは次に、実際にNFTを購入する方法を見ていきましょう。トップページ右上のメニューを見てみると、購入方法として「マーケット」「ストア」の2種類があります。

マーケットはユーザー同士が所有しているNFTを出品したり、出品されているNFTを検索・購入することができるページです。

一方で、「ストア」はLINE NFTと提携している様々なブランドのNFTを販売元から直接購入することができるページです。基本的には「ストア」で各ブランドからオリジナルのNFTを購入したあと、「マーケット」でそれらを他のユーザーと取引するような形になります。

決済方法としては、LINE Payを利用した円決済、またはLINE BITMAXを利用した仮想通貨LINK(LINEブロックチェーン独自の仮想通貨)が選択できます。それぞれ利用するサービスの登録・本人確認を行う必要があるので、それらを終えてから購入を行なってください。

マーケットでの購入方法

トップページから「マーケット」を選択すると、出品されているNFTを検索することができます。左側にある「フィルタ」からは、NFTのカテゴリ・ファイル種類・ステータス・価格を絞って表示することが可能です。

NFTをクリックすると、詳細ページへ移動します。ここでは例として、「LBblue#7132」というNFTを確認してみます。

NFTの詳細ページでは、ブランド名や発行情報、取引履歴の確認が可能です。

購入をする場合は「購入する」ボタンを押してください。LINE Payでの日本円決済、またはLINE BITMAXでの仮想通貨LINK決済に対応しています。

ストアでの購入方法

ストアの購入では、LINE NFTと提携している様々なブランドが発行したNFTを購入することができます。

ストアでの購入の場合は、「販売中」の項目から「もっとみる」を選択することで、販売中のNFT一覧を見ることができます。

一覧画面ではマーケットのようなフィルタ機能はありませんが、「販売中」「Upcoming」を切り替えることができます。「Upcoming」では、まもなく販売が開始される予定のNFTが表示されます。

購入するNFTが決まったら、一覧からNFTをクリックして詳細ページへ移動します。

詳細ページではマーケットと同様にNFTのさまざまな情報が確認できるので、問題なければ「購入する」を選択しましょう。LINE Pay、またはLINE BITMAXで決済を行い、購入完了となります。

マーケットやストアで購入したNFTは、プロフィールから確認することができます。右上のメニューからアイコンを選択すると「プロフィール」項目が表示されるので、こちらへ移動しましょう。

プロフィールの「出品可能」からは、自分が保有しているNFTを確認することができます。

出品方法

それでは続いて、出品方法を見ていきましょう。こちらも購入の際と同じく、日本円での取引をする場合は「LINE Pay」、仮想通貨LINKで取引をする場合は「LINE BITMAX」の初期設定が必要となりますのでご注意ください。

LINE NFTでは、LINE NFTのストアやマーケットで購入したNFTのほか、「LINE Blockchain」基盤のNFTを出品することができます。ただし一部出品ができないNFTもあるため、売り出したいNFTがプロフィールの「出品可能」に入っているかをまず確認しましょう。

出品の手順はとても簡単で、以下の通りです。

  • プロフィールから「出品可能」ページに遷移
  • 出品したいNFTの詳細ページへ遷移
  • NFTの詳細ページから「出品する」を選択
  • 販売価格として「円」または「LN(仮想通貨LINK)」を設定して「確認する」を選択

また、出品したNFTは、購入前であれば出品の取り消しや再出品も可能です。なかなか売れない場合は販売価格を見直してみるのも良いでしょう。

NFTが購入されると、「LINE NFT通知」のアカウントから通知が届きます。円で販売した場合はLINE Payに、LNで販売した場合はLINE BITMAXに売上が入ります。

また、NFTの売上の一部はそのNFTのクリエイターへも一部還元されるという特徴があります。つまり、NFTが転売されるほどクリエイターの利益につながるのです。クリエイターの支援をするという意味でも、ぜひ購入だけでなく出品にも挑戦してみてください。

LINE NFTのまとめ

LINE NFTの特徴や実際の使い方について解説してきました。

多くの方に身近なLINEのサービスなだけあって、簡単に利用し始めることができるサービスとなっています。

プライベートチェーンであるため自由な資産運用が難しいという欠点はあるものの、NFTの第一歩として、まずは気軽に登録をしてみてはいかがでしょうか。

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